先輩行員座談会
営業店×本部
法人営業の最前線

  • 高野
    2012年入行 
    第3法人営業部 部長代理

    高野

    流通センター前支店、函館支店、札幌駅前支店、旭川支店を経て、2024年から現職。

  • 高橋
    2014年入行 
    法人ソリューション部 ソリューション営業室
    (兼ほくほくFG SX*推進部)調査役

    高橋

    函館支店、野幌支店、南一条支店、第1法人営業部、コンサルティング営業部事業性評価室を経て、2025年から現職。
    *SX サステナビリティ・トランスフォーメーション。社会の持続可能性に資する長期的な価値提供を通じて、自社の経営や事業を変革させること。

  • 北谷
    2019年入行 
    経営企画部 サステナビリティ推進室
    (兼ほくほくFG SX推進部)

    北谷

    恵庭支店、帯広支店を経て、2025年から現職。

  • 村岡
    2021年入行 
    法人ソリューション部 ソリューション営業室付
    (株式会社HAL GREEN出向)

    村岡

    東札幌支店、第5法人営業部、コンサルティング営業部アグリビジネス推進室を経て、2025年から現職。

※所属部署・掲載内容は、取材当時のものです。

営業店と本部の連携、
それぞれの使命

皆さんの部署や担当している
仕事について教えてください。

  • 高野

    高野第3法人営業部に所属し、部長代理として部下4名を率いています。第3法人営業部は、札幌市内の月寒・豊平・清田エリアの法人先を担当する部署です。お客さまの一番身近な経営相談相手(ファーストコールバンク)であり続けられるよう、日々信頼関係を築いています。

  • 高橋

    高橋私の所属はソリューション営業室で、営業店と一緒にお客さまの成長支援をしていくことが使命です。さらに、ほくほくフィナンシャルグループ SX推進部を兼務しているので、支援方法の引き出しとしてサステナビリティ経営に関するトピックスが多くあります。本部には道銀全体のお客さま支援事例が集まるので、より視野の広いアドバイスができます。

  • 北谷

    北谷私は経営企画部サステナビリティ推進室に所属し、高橋さん同様にほくほくFG SX推進部を兼務しています。サステナビリティ経営や脱炭素という考え方は、まだまだ道内のお客さまに浸透していません。職員に対しても勉強会や支店訪問を通じてその必要性や関連商品の概要を理解し、推進してもらえるようサポートしています。

  • 村岡

    村岡私が3月まで所属していたアグリビジネス推進室では、農業経営者が直面する経営課題に対し、営業店とともに課題解決支援にあたっていました。現在は、北海道銀行が一部出資をする株式会社HAL GREENに出向しています。農産物の流通事業を手掛ける会社ですが、現場に近い距離で経験を積んでいるところです。

ゼロからイチを作る、
ニーズ仮説と高い提案力

営業店と本部では、実際、どのようなやりとりをしているのですか。

  • 高野

    高野営業店は直接お客さまの声を聞くことができるポジションですが、最初から自社の課題を打ち明けてくれる先ばかりではありません。そのため、定期的にいただく決算資料や日々の面談から潜在的ニーズの仮説を立てることが重要です。立てた仮説をもとに提案をぶつけてみるわけですが、その提案内容を本部に相談することはよくあります。

  • 高橋

    高橋先日も高野さんから、ある法人に対する相談をもらいました。これまで定期預金を中心とした取引であり、SDGsという切り口で取引を広げられないかという内容です。高野さんからは、省エネ診断はどうかと事前にアイディアをもらっていました。同法人の取り組みを調べると、省エネ活動の実施が義務付けられる特定事業者に指定されていることがわかりました。省エネ診断の次のステップに進める必要があり、目標の明確化と達成に向けたロードマップ作成支援が良いのではとアドバイスしたところです。

  • 高野

    高野高橋さんからいただいたアドバイスを参考に早速情報提供してみましたが、現状は検討段階にないとのことで実現はしていません。お客さまとのタイミングが合いとんとん拍子で成約につながることもあれば、今回のように結果に直結しないケースも多々あります。ただ、こうした情報提供もゼロからイチを作るために必要なコミュニケーションであり、役に立ちたいと本気で考え、スピーディーに行動する姿勢が大切だと思っています。

  • 高橋

    高橋今お話ししたように、営業店から個別案件について直接相談をもらうケースもあれば、提案先・内容の洗い出しから営業店と一緒に行うこともあります。同じソリューション営業室のファイナンスチームが主体となって一定規模の営業店と週次でミーティングを実施しています。どんな案件が動いているか、案件を進めるにあたり課題はあるか、こういう視点で提案できる先はないかなど、複数の目が加わることで新しいネタやチャンスが生まれています。

  • 高野

    高野本部の皆さんと毎日顔を合わせているわけではありませんが、心の距離はとても近くて頼れる存在です。お客さまとのリレーション構築力や融資案件組成力は営業店でしっかり磨かれていくものですが、すべての分野において専門知識を有しているわけではありません。お取引いただいているお客さまの業種は多岐にわたり、ニーズも多様化しているので、本部の専門部署との連携はなくてはならないものだと思っています。

本部の注目部署で新しい挑戦を続ける
若手担当者

道銀の取り組むSXや、アグリビジネスについて教えてください。

  • 北谷

    北谷私は高橋さんとは異なり経営全般の支援ではなく、SX関連を専門に担当しています。SX推進部は2023年4月にできた新しい部署で、ほくほくFGとして情報を一元管理しているため、道外の事例にも触れることができます。気候変動対応や国が将来の中心産業と位置付ける半導体・再生可能エネルギーといった次世代産業に対し、地方銀行として支援体制を確立していこうという意図から、新設された部署です。

  • 村岡

    村岡アグリビジネス推進室は本部の一部署として、専門的に農業支援を担っています。日本の食糧基地である北海道の地銀にとっては、必要不可欠な部署ですね。営業店連携案件としては、酪農を営む法人に対するアプローチが印象深く記憶に残っています。事業規模拡大を目指し牛舎を新築していたのですが、わけあって乳牛の調達ができていない状態でした。営業店から当行で支援できることはないか相談を受け、経営分析を実施しました。この案件は現在も進行中で、事業拡大に向けたサポートを行っています。

  • 北谷

    北谷若手のうちから専門性を磨く挑戦の機会を与えてもらえるのは、北海道銀行ならではですね。私にとっては初の本部勤務で、かつ話題性のある部署に着任したことで、緊張感をもって仕事に取り組んでいるところです。着任3か月後に、札幌市外の営業店でサステナブルファイナンスの浸透を目指した勉強会を実施しました。感度の高い担当者がこれに反応してくれ、後日、より個別具体的な商品性や受付フローを説明することになりました。その後担当者が実際にお客さまへ提案したところ、ニーズが合致し成約となりました。営業店担当者と密に連携できた案件でした。

  • 村岡

    村岡私の場合は、念願叶ってアグリビジネスを担当させていただいています。就職活動で北海道銀行のことを調べるうちに、北海道ならではの農業支援に興味を持ったのです。入行後も想いは変わらず、期末面接のたびに将来の希望としてアグリビジネスを担当したいと伝えていました。熱意が伝わり実現したときは本当に嬉しく思いました。

楽しく働く環境が生む魅力、
すべてはお客さまのために

未来に向けたメッセージをお願いします。

  • 北谷

    北谷私自身、営業店に勤務していた時には、「こんな相談を本部にして良いのだろうか」と悩むこともありました。ところが、実際に本部に来てみると、案件や企画も営業店からの相談がもとになって始まることが多いのです。営業店の方々から気軽に相談いただけるように、営業店向け勉強会や定期的な行内向けニュースの発信を通して、コミュニケーションを図ることを意識しています。

  • 村岡

    村岡法人営業では、お客さまの業種や業務を理解することが大切ですが、農業を身近に感じる機会が少ない職員も多いので、営業店の担当者には商品や事例だけでなく、農業の魅力も一緒に伝えるように心掛けています。現在の出向先は、農産物の流通を合理化し、新たな価値を生むことで持続可能な北海道農業の実現を目指しています。ここで学ぶことは多いので、銀行に戻ったときどう活かしていくか、とても楽しみです。

  • 高橋

    高橋営業店で働くなかで、企業の成長支援にコンサルティング的な側面からもっと関わりたいと考えるようになりました。そこで、チャレンジ・ジョブという制度を利用し、現在の部署に異動することができました。本部担当者として気を付けているのは、営業店の熱量を感じ取ること。お客さまのもとへ同行訪問する際、単に説明に来ましたというテンションではなく、目の前のお客さまの成長につなげたいという熱量を前面に出すようにしています。営業店の担当者が安心して相談できる相手でありたいという想いです。

  • 高野

    高野みなさんの話は、本当にありがたいです。そういう想いを持って対応してくれる本部の方々は、とても心強い存在です。私自身は営業店の仕事が好きで、たくさんのお客さまと出会えることが楽しいと感じています。もともと道外出身ですが、高校で始めた馬術が縁で北海道に来た経緯があります。いつか馬の産地をエリアにもつ営業店で勤務できたら面白いだろうなと思っています。